
- 開催形式
- オンライン配信(事前申込者限定コンテンツ)
- 開催規模
- 約600名
- イベント種別
- 周年トークイベント/YouTubeコンテンツ
イベント詳細
2026年3月9日の創業記念日に開かれた「20th Anniversary Talk Event on YouTube」。20年間のものづくりを振り返る対談や、お客様から寄せられた思い出の紹介を通じ、全国のファンと節目の時間を共有するオンラインイベントです。
その後に始まったYouTubeコンテンツ「Monthly MOTHERHOUSE」は、副社長の山崎 大祐氏をパネリストにマザーハウススタッフをゲストに迎え、商品開発や店舗づくり、各地で進む取り組みの舞台裏を掘り下げる企画です。
Airzは、20周年イベントと「Monthly MOTHERHOUSE」の双方で、音響・配信設計から当日のオペレーションまでを担当。企画内容や会場環境に応じた配信体制を整え、登壇者やスタッフの言葉を視聴者へ安定して届けました。継続的な支援を通じて運用方法も共有し、現在の内製体制にもつながっています。

YouTube Liveを実施する背景・目的
同社がYouTubeライブを始めたきっかけは、コロナ禍でお客様を招くリアルイベントが難しくなったことでした。店舗や海外の生産地から中継するなど、場所にとらわれずブランドの活動を伝え、お客様と交流できる手段として活用してきました。
また同社がブランドを形づくる大切な要素として捉えているのは、商品だけでなく、その背景にあるものづくりや、取り組みを担うスタッフの姿です。店舗スタッフに会うために足を運ぶお客様もいるからこそ、普段は伝えきれない仕事の工夫や思いを届けられる点に、ライブ配信ならではの価値があります。
「Monthly MOTHERHOUSE」も多様なプロジェクトとその裏側にいる人を継続的に紹介するために生まれた企画です。人やものづくりの背景を伝えることでお客様との関係を育み、ブランドへの理解を深めてもらうことを大切にしています。

配信品質にこだわる理由
同社が配信で大切にしているのはオンラインでもお客様に内容をしっかり届けられることです。特に20周年イベントは、長く支えてきたお客様へ感謝を伝える節目の機会。音声の聞き取りにくさや配信の途切れによって、登壇者の言葉や会話の温度を損なわないよう、安心して楽しめる配信品質を重視しました。
同社はマイクやミキサーなどの機材を保有し、自社で配信を行うこともありましたが、音響や配信には専門的な知識が必要でした。そこで20周年イベントでは配信全体を外部の技術スタッフへ依頼。その後スタートした「Monthly MOTHERHOUSE」でも、安定した配信体制を整えるため、Airzの支援を取り入れました。

Airzが評価されたポイント
やりたいことを、実現可能な配信設計へ落とし込む
事前のヒアリングでは保有機材の写真と実現したい企画を確認。必要な接続や音声経路を整理し、社内機材を活用できる構成へ落とし込みました。手元にある機材で「どこまでできるのか」「何を補えば実現できるのか」を一つひとつ整理し、実現したい企画に合わせて、具体的な配信方法を組み立てました。
直前の企画変更にも、実現方法をその場で組み立てる
3月9日のイベントでは海外からの中継が直前に加わり、複数の準備が同時に進んでいました。そこでAirzは、利用できる機材と配信環境を整理し、中継音声の受け渡し方をその場で設計。当日の状況を理解したうえで実現方法を組み立てた対応が信頼を生み、その後の継続支援へ発展しました。
外部支援から自社運営へ、知識を残すサポート
「Monthly MOTHERHOUSE」で見据えたのは担当者自身が運用できる体制です。機材構成は複雑にしすぎず、ケーブルの接続や音声の流れを平易な言葉で説明。配信のたびにノウハウを残すことで、継続配信を社内で担える状態へ移行しました。
配信の工夫・技術的ポイント
不安定な回線でも、配信を継続できる設定へ
初回会場の上り回線は想定よりも遅く、そのままでは映像や音声が途切れる可能性がありました。優先したのは、解像感よりも配信を止めずに届けること。回線速度に合わせて映像・音声の出力を調整し、安定性を確保できる設定へ切り替えています。
複数の登壇者と海外中継を一つの音声系統へ
会場ではAirzが用意したワイヤレスピンマイク4本と、マザーハウス様保有のハンドマイク4本を組み合わせました。海外中継先との会話には、パソコンへ送る音声と会場へ戻す音声を分けた経路を採用。複数の登壇者による対話とオンライン中継を一つの配信内で成立させました。
既存機材を生かし、再現しやすい構成に整理
継続配信の中心に据えたのは社内にあるミキサーやオーディオインターフェースとマイクです。必要以上に複雑な接続を避け、中継の有無や会場の違いにも対応しやすい音声経路へ整理。担当者が同じ手順を再現できることを設計の基準としました。

お客様の声
「20周年のオンラインイベントでは、お客様へきちんとしたクオリティで音を届けたいと考えていました。社内に機材はあったものの、十分に使いこなせておらず、オンライン配信には会場の音響とはまた違った知識も必要です。Airzさんには保有している機材ややりたいことを丁寧に確認してもらい、それを踏まえて配信全体を設計していただきました。
当日は直前の変更も多く、海外からの中継も急きょ決まりました。そんな状況でも、岡本さんは現場を理解したうえで柔軟に対応してくださったんです。技術力はもちろんですが、人柄も含めて『この方なら信頼できる』と思えたことが、その後『Monthly MOTHERHOUSE』でもお願いした大きな理由でした。
私たちの目的はオンライン配信そのものではありません。ブランドの背景やそこで働く人の思いを伝え続け、ファンの皆さまにブランドに愛着を持ち続けていただくことにあります。その手段として、リアル・オンラインを問わず、お客様と直接つながれるイベントはこれからも大切にしていきたいと考えています。イベントの規模や形式によって技術が必要になる場面もあるので、そうしたときに頼れる方がいることをとてもありがたく感じています」
(株式会社マザーハウス コミュニケーションデザインチーム 松田様)




